日本共産党
前川崎市議会議員(多摩区)

赤石ひろ子

ブログ
2022年7月13日

市議会活動REPORT

サービス付き高齢者住宅「ココファン川崎高津」竣工式典、内覧会に参加

 ★7月13日、川崎市高津区の市営四方嶺(よものみね)住宅跡地に完成した、サービス付き高齢者住宅「ココファン川崎高津」の竣工式典と内覧会が開催され、私は市議会の「まちづくり委員長」として参加しました。
 市営住宅跡地利用に関しては、日本共産党も民間売却せずに公共施設への活用を求めてきましたが、当該地は今年6月オープンの特別養護老人ホームと、サービス付き高齢者住宅、市民へのオープンスペースやフットサル場へとリニューアルされました。

 ★ココファン川崎高津は、(株)学研ホールディングスが進める「学研式地域包括ケアシステム」の取り組みの一環で、同社が有する学研教室や療育などの学びのノウハウを取り入れた福祉や学びに関する複合施設として整備されました。
 2~4階はサービス付き高齢者施設(いわいるサ高住)79室、1階は認知症グループホームや児童発達支援施設、学習塾やピアノ教室、さらに近隣住民にも開放される交流ホールなどもあり、月1回程度「マルシェ」も開催していくとのこと。
 また、隣接して白山福祉会運営の特別養護老人ホーム蟹ヶ谷も立地していることから、サ高住に入居した後、介護度が高くなった場合も、特養ホームへの住み替えがスムーズにできるなど、いくつになっても、同じ場所で住み続けられることをアピールしています。
 ★サ高住はシングルルームから、ご夫婦や友人とのルームシェアが可能なツインルームまで3タイプをそろえており、現在50%が契約済み。広々とした居室は、家具の高さや使い勝手などにユニバーサルな配慮がなされていて快適です。
 ★気になるのは利用料。最も廉価なシングルルームで部屋代、共益費、サービス費で月額計132,000円。これに食事代、介護サービス代などが加算されると20万円程度になります。「入りたくても入れない」高齢者は多いでしょう。だれもが年金だけでも安心して暮らせる「終の棲家(ついのすみか)」は、やはり必要だと思います。
 ★しかしながら、お隣の特別養護老人ホーム150床のうち、稼働しているのは100床。介護スタッフ等の人材不足で、稼働できない現状が、ここ、蟹ヶ谷でも垣間見られました。施設だけでなく、人材確保も高齢者施策には待ったなしの課題です。



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