日本共産党
前川崎市議会議員(多摩区)

赤石ひろ子

ブログ
2021年11月15日

地域の話題など、日々雑感―さんぽみちー

区画整理・都市再開発の研究集会にZOOM参加

登戸での再開発予定地(奥のビルも含みます)

 11月12日(金)、NPO法人「区画整理・再開発対策全国連絡会議」主催の「第54回 区画整理・都市再開発全国対策研究集会」にZOOM参加しました。
 岩見良太郎先生(埼玉大学名誉教授・連絡会議代表)の開講講演にはじまり、徳島市、柏市、中野区、枚方市、和光市から、各地の市民運動の取り組み、区画整理や再開発の問題点などが報告されました。
 岩見先生の開講講演は『危うさ増す不動産市場と政府・開発企業の「新」戦略』と題し、コロナ禍でのリモートワーク推進などによって益々供給過剰となっているオフィスビルをはじめとする不動産市場にありながらも、タワマン(タワー型マンション)などの都市再開発にまい進する国やディベロッパーなどの開発事業者へ疑問を呈する内容でした。
 岸田新首相が「デジタル田園都市国家構想」なるものを打ち出しましたが、スーパー・メガリージョンという巨大都市圏に人口のほとんどを集中させる国家形成計画がベースになっていて、岩田氏は、「デジタル」を付け足したのは、避けられない地方の困難を覆い隠すためだと分析していました。
 こうした、再開発に突き進む国家戦略のなかで注視すべきは、都市再開発事業には「補助金」という形で巨額の税金が投入される点です。これは、日本共産党市議団が9月議会の論戦でも明らかにしてきました。
 そして武蔵小杉や鷺沼に次いで、多摩区では登戸で再開発事業が展開されようとしています。
 多額の公金を費やして開発事業者に大きな利益をもたらす都市再開発事業のカラクリを、市民のみなさんと一緒にもっと勉強する必要があると実感した研究集会でした。



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